Japanese Story

Japanese Storyというオーストラリアの映画を見ました。
前に誰かから、こんな映画を見たという話を聞きましたが、それが誰だったかも覚えていません。
感想は、まあまあかな。
最初はかなりチープと思いましたけど、最後はまあまあよかった。


ストーリーは日本からお忍び旅行でオーストラリアにやってきた社長の息子(Hiromitsu)が、現地の地質学者の女性(Sandy)に現地ガイドをしてもらい、なぜか恋に落ちてしまい、なぜか死んでしまうというストーリーです。

(この後は具体的なストーリーに触れますので、見たい方は読まないでくださいね^^)


ストーリー自体は結構安易で、今時ハリウッド映画では見られないようなステレオタイプの日本人が登場します。
スーツを着て、大きなカメラを持って、会う人と必ず名刺交換。返事はYesじゃなくてハイ。
そして、彼をもてなす現地の人々の日本語も結構いいかげん。もうちょっと練習しようね。日本人が見たときのことを考えよう。
そして、車がスタックして喧嘩をし、一晩過ぎて脱出して、仲良くなって恋に落ちる。というところもいまいち曖昧。彼は大していいとこ見せたわけでもないのになぜ彼女は惚れたのだろうか?惚れなくても男女が一晩一緒に過ごせば当然そうなるというオーストラリアの常識?かな。

まあ、そこらへんまでは結構適当な映画なんですが、西洋の文化と日本の文化の違いを描こうとした点はまあ良いのではないでしょうか。
たとえば日本人を滑稽に描く一方で、オーストラリアの女性を声がでかくてがさつで、お尻がでかいなどと流暢な日本語でHiromitusが日本の友達に説明しているところは面白いです。
あとハイを多用するHiromitsuがハイにはYesだけじゃなくて、あなたの話を聞いていますとか、聞き返し、Noの意味もあるんだよと説明してるところもいいかな。大体英語にハイで返事してる人なんて現実にはいませんが。
それと、都会から来た日本人とオーストラリア人のサバイバルの知識の違い、持ってる携帯のグレードの違い、国土や人口密度の違いなどいろいろ触れられています。
特にHiromitsuの死後、奥さんが日本から現れて、遺品を引き取るの場面が一番良かったかな。Sandyは罪悪感からか、一所懸命奥さんに対し日本語で、「彼はあなたのことを本当にすばらしい奥さんだと言っていました」と言って嘘をつきました。
それに対し、奥さんは遺品の中にHiromitsuからSandy宛の手紙と親密な写真を見つけたのにもかかわらず、取り乱さずにそれをそっとSandyに「ありがとうと」いって渡します。
あと、Sandyが人前でワーッと泣くのに対し、奥さんはそっと人知れず泣くという場面もなんとなく日本の文化を美しく思ってくれてるのかなぁと思いました。

もっと予算があればきっともっといい映画になったんだろうなぁと思いますが、ハリウッド映画よりもなんとなく日本映画に近い、セリフが少なくて地味な心理描写などが共感できていいと思いました。
まあ、結局のところこの監督は日本人のステレオタイプをまず大げさに描いて、それをあとから、もっと繊細な日本人の文化を描くことで否定してくれてるのかなぁと思います。
ということでまあまあGoodでした。
しかしOzEnglishは手ごわいっす^^;
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by guide289 | 2006-01-17 18:05 | 日記
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